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新年を迎えるたび、今年こそ!と何かに挑戦される方も多いかと思います。
ペン文字とか、習字とか、通信教育を始められる人もいらっしゃいますよね。
学校で目標を書くときには、いつも「字が上手くなりたい」「字を丁寧に書く」と書いていた私。
子供の頃から字が下手だというコンプレックスを抱えていました。
大人になって習字を習って、字が下手な原因が分かったのです。
字が汚いというコンプレックスを抱える皆様に知ってほしいことをお伝えします!
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字が下手というコンプレックスを抱えるあなたへ
学生時代、学校でノートをチェックされるたび、字の汚さを注意された記憶のある方もいらっしゃるかと思います。
その度に「丁寧に書け!」と言われ、字が汚いのは物事を丁寧に行えない性格だからなのでは?と思い込んでいる場合もあると思います。
私自身、
「字が下手=ガサツな人間=だめな私」
と思っていました。
丁寧に書いても綺麗に書けない。
子供みたいな字だと言われ、なるべく文字を書かないで済むようにしていても、何かの時に書いた字をダメ出しされ、かなり凹んだこともあります。
字が、その人の性格を表していると思っていらっしゃるなら、字を否定されると、人間性も否定されたように感じるのも当然です。
まずは、文字と人間性を切り離して考えてください。
文字は、正しい書き方を身に付ければ、上手になるものなのです。
大人になってから習字を習った体験談
コンプレックスから解放されたくて、大人になってから習字教室に通い始めました。
ほとんどが小学生という中に混じって、大人もチラホラ。先生がおっしゃるには、最近は大人の生徒さんも増えてきたそう。
まずは鉛筆の練習。
ひたすら、自分の名前を練習しました。
確かに、名前は人前で書くことが多いですし、名前だけなら頑張れば身につきそうです。
住所や子供の名前も、綺麗な字でお手本を書いて頂いて練習しました。
お手本を見ながら書けば、だいぶそれらしく書けます。でも何かがちがう。自分ではどこがおかしいのかわかりません。
綺麗に見えるポイントを外しているらしいので、先生にその都度教えてもらいました。
練習帳でも基礎を勉強しました。
漢字の書き方については、中心線を意識して書くとか、点画と点画の間は間隔をそろえた方が綺麗に見えるとか、具体的に教えてもらいました。
文字の「はね」は、小さめに書くと大人っぽい字に見えること。
「はらい」はゆっくり丁寧に書くと綺麗に見えること。
コツを押さえるだけで、確かに綺麗な文字になっていきます。
何回か通う中で、毛筆も習うことになり、今度はひたすら「一」と書き続けました。
小学生達が難しい漢字の文字を書いている中、私は「一、一、一」と書いて先生に提出。
3回目の授業でようやく合格をいただきました。
毛筆は、筆先がどちらを向いているのかがとても大切なんだそうです。
文字の始まりと終わりの部分の練習も肝心だそうで、それができるようになるまでにかなりの時間がかかりました。
実際に習字を習ってみてわかったのは、「文字は丁寧に書けばうまくなるというものではない」ということ。
丁寧に書いているのにうまく書けないのは、正しい文字の形をイメージできていないからだと納得しました。
それから、家庭の事情で習字を習いに行く時間がなくなってしまい、今は習っていないのですが、以前よりはマシな字を書くことができようになりました。
でも、だんだん自分の癖が出てきているので、また習いに行きたいと思っています。
習字を習って良かったことは、何より、コンプレックスを感じなくていい!と思えるようになったということです。字を書く楽しさを教えてもらいました。
字が上手くなりたいと本気で思うなら
今、字の汚さを何とかしたいと思っていらっしゃるなら、実際に習字を習いに行ってみましょう。大人でも教えてもらえる教室は意外とありますよ。
通信教育でも、もちろんいいのですが、実際に先生に目の前で教えていただくのは、とても分かりやすくて良かったです。
何より、毎週決まった時間に練習する事ができるので、強い意思のない私でも継続することができました。
ポイントを押さえれば、誰でも上手な字が書けます。
自信を持ってくださいね!