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インフルエンザを最も広めてしまっているのは、
小学校の低学年の子どもたちであるということは
ご存知ですか?
つまり、小学校が一番の感染源になっているのです。
小学校に通うお子様がインフルエンザにかからないために
子どもにできる予防方法をご紹介します。
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インフルエンザウイルスの特徴を知って撃退!
敵を知らなければ戦えません。
インフルエンザウイルスについてお知らせします。
【インフルエンザウイルスの特徴】
インフルエンザウイルスは
エンベロープという脂質の膜を持つウイルスです。
大きさは直径1万分の1ミリ。
乾燥した環境が得意です。
【感染方法】
飛沫感染(空気感染ではありません。)
接触感染
感染した人の咳やくしゃみの時にでる飛沫が
鼻や口、目などから体内に入ることで感染します。
飛沫を吸い込んだり、
手に付いたまま目をこすったりしてしまうと、
感染してしまうことになります。
【インフルエンザウイルスの苦手なこと】
弱点は、湿度です。
湿度に弱く、50%以上の湿度の中では、
ウイルスの生存率を抑えることができます。
また、アルコールでエンベロープを溶かすと、
ウイルスはダメージを受けるので、
アルコール消毒も有効です。
以上のことから、インフルエンザを予防するためには、
○感染した人の飛沫が体に入らないようにすること。
○ウイルスの苦手な環境を作ること。
が大切だということがわかります。
インフルエンザ予防 子供ができる方法
インフルエンザにならないために、
子どもでもできる方法はなんでしょうか。
まずは、手洗いをしっかりとすることです。
あちこち触った手で目をこすったり、
そのまま給食を食べたりしたら、
あっという間に感染してしまいます。
休み時間には、意識して手洗いをするようにすることが大切です。
そして、もう一つはアルコール消毒です。
携帯できるアルコール消毒が売っていますので、
そういうものを活用して、
自分でもアルコール消毒をするように伝えてみてください。
ところで、予防というと、マスクをさせるご家庭もありますが、
マスクには予防効果はあるのでしょうか。
実は、飛沫を吸い込まないようにするためには、
あまり効果を発揮しません。
しかし、咳をして飛沫を飛ばさないためには有効です。
もし、お子様が咳やくしゃみをしているようなら、
マスクをさせましょう。
学級閉鎖になったらみんなが困ります。
お子様が感染源にならないために、
できることをしてくださいね。
子供のインフルエンザ 親ができる予防方法
子どもがインフルエンザにかからないために
家庭でできることはなんでしょうか。
手洗いはもちろんですが、
みんなが触る場所のアルコール消毒と、
十分な加湿をすることです
湿度が50%以上になるように心がけてください。
環境の整備は、子どもにはできません。
インフルエンザウイルスの苦手な環境を作り出して、
ご家族をインフルエンザから守ってくださいね。
まとめ
○インフルエンザウイルスは飛沫感染と接触感染。手洗いをすることでかなり防げます。アルコール消毒も有効。
○感染源にならないために、咳やくしゃみが出ている場合はマスクをつけましょう。
○家庭では、50%以上の湿度になるよう、十分に加湿しましょう。