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新型コロナウイルスの世界的な大流行で使い捨てマスクが手に入りにくくなっていますね。では、手作りしよう!と思いつつ手芸屋さんに行ったものの、マスクの材料のガーゼが全く手に入らない状態。
ところで、マスクってガーゼじゃなきゃいけないの??
他の布なら何がおすすめ?
あれこれ調べてみました。
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マスクの布はガーゼじゃなきゃだめ?ガーゼが選ばれる理由は?
この騒ぎで、早々に手作りマスクを作ったのですが、追加で作ろうかなと思っていた矢先、全く材料が手に入らない状況になってしまいました。
2020年3月半ば。当時はまだそれほどマスクを作ろうとする人はまばらだったので、品薄になっていた布はガーゼ布だけでした。
そこで、ダブルガーゼという布でマスクを作りました。
ダブルガーゼもガーゼですから、マスクには適していました。
(ダブルガーゼは、ガーゼ布が二重重ねになっている布です)
ところが、4月現在はダブルガーゼも品薄になってしまいました。
でも、まだまだ使い捨てのマスクは手に入りそうもない状況。。
やはり、何かの布でマスクを作る必要はありそうです。
そこで考えてみたのですが…
そもそもなぜマスクはガーゼなのか?
ガーゼについて調べると
・吸水性に優れている。
・軽い。
・通気性が良い。
日本に入ってきた時点で、医療用のイメージがついているんですが、普通のガーゼ自体に滅菌効果があるわけじゃないんですね。(滅菌効果を付加したガーゼも売られています。でも、医療用に本当に必要な方がいらっしゃるので、マスクには使わないでね。)
では、なぜマスクをガーゼで作っているのか?
ガーゼをマスクにするポイントとして、通気性があると思います。
息苦しいマスクって嫌ですからね(^^;
そして、ガーゼは肌あたりも優しいので、肌ストレスが少ないです。
長時間肌に触れるものなので、柔らかい布である必要はあるかと思います。
現在、ハンカチでも作れるマスクとかありますので、ハンカチでも代用可能ということ。
ハンカチって、タオル生地のもの、木綿生地、絹など様々。
つまり、自分の飛沫を飛ばさないよう防ぎつつ、通気性と柔らかさがある布なら、どの布でもマスクを作れるということですね。
結論。
ガーゼじゃなくても、通気性と柔らかさがある布ならマスクが作れる!
マスク手作りするならガーゼ以外の布でオススメは?
ガーゼ以外で、マスクが作れそうな布を探しに行ってきました♪
やはり近所の布屋さんのガーゼ売り場は完売状態でした。
でも、場所によってはダブルガーゼは売れ残っているかな?と思います。
ダブルガーゼもガーゼですし、かわいい柄の物も多いので、オススメです。
赤ちゃん用の布コーナーなら、柔らかい布がたくさんあります!
ガーゼ以外でも使える布があると思いますよ。
通気性の良い他の布を表側に使って、肌に当たる面を柔らかい布にするなど工夫すれば、柔らかい布をあまり使わなくてもマスクが作れますね。
私は今回はリネンの柔らかい布を選んでみました。
口に当ててみると、ガーゼ並みの通気性!
ガーゼに比べると、ちょっとパリッとした硬さはあるものの、肌につけることへの抵抗は少ない素材です。不織布と同じくらいかな。
でも、向こうが透けて見えるほど薄い。。
ちょっと薄すぎるので、感染予防のためには、念のため3枚くらい重ねた方がいいかもしれません。
リネンでマスクを作ってみました♪(現在、ゴムを注文中なので、まだつけてませんが)
リネンの布にもいろいろあるので、硬さ、通気性など、実際に手にとってみてもらった方がいいかなと思います。
「さらし」も肌当たりがいい布なので、マスク用に使えると思いますよ。
マスク自体の必要性については色々と意見があるようですが、一人一人が「ひょっとしたら自分が感染しているかも」という気持ちで行動することで、今後の感染拡大を防いでいきたいものですね。
1日も早く、普通の日常が取り戻せますように。。