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まだまだ残暑の厳しい秋の運動会。
強い日差しに一日中晒されて、子供達もヘトヘトですよね。
近年の暑すぎる気温の中、一日中太陽の下で運動会しても大丈夫なの?と保護者としては心配になるところです。
小学校ではどのような暑さ対策をしているのでしょうか。
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小学校は運動会で暑さ対策してくれるの?
9月10月は、まだまだ暑さも厳しい日が続きますよね。温暖化も進み、最近の暑さは半端ではありません。
小学生が一日中、校庭で、炎天下の下過ごすのは大丈夫?と心配になるほどです。
小学校では、運動会の日にどんな暑さ対策をしているのでしょうか。
学校によってまちまちなようですが、娘の小学校は、子供達のためには全く何の対策もしていない様子。。
ただ、保護者のために校内の一部を解放していて、子供の演技の合間に日陰で休むことができるようにはなっています。
簡易のドライミストの機械を設置している学校もみたことがあります。
一方、子供達の座席にテントを張る学校も出てきているようです。
都会の場合は狭い校庭なので、テントもぎゅうぎゅうに立てているところもある模様。
普通の学校でも、救護席などにはテントを張っているかと思いますが、こんなテントを児童席全体に設置しています。
子供達は、テントの下に椅子を置いて座ります。日が傾くと、テント下に日が差し込んで、結局日光が当たっている子供もいて、万能ではないんですけど、何もないよりは断然いいと思います。
ちなみに、あまりの暑さに、保護者席にテントを張る人も出てきているそうで、「まるでフェス状態」という意見もちらほら。。暑さ対策も周りの迷惑にならないようにしないといけませんね。
色々な暑さ対策事情をお伝えしましたが、やはり、児童席にテントを張ってくれれば、少しは子供達の負担も減るのではないでしょうか。
子供達に我慢を強いる今までのやり方では通用しないようになってきたのかなと思いました。
小学校の運動会5月と9月開催を比較!
テントを張りたくても資金面の問題もありますし、そもそも暑い季節に運動会をする必要があるのか?という根本的な問題もあります。
だんだんと運動会を5月開催にする学校が増えているようです。
5月開催と9月開催のメリット、デメリットを比べてみました。
5月開催
○メリット
・まだそれほど暑くない。練習も涼しい中で行える。
・蚊がいない。
○デメリット
・一年生は小学校に入ったばかりで、並んだりするだけでも難しいため、子供の負担は大きい。
9月開催
○メリット
・4月から半年が過ぎ、体力もついてきているので、演技に臨みやすい。
・一人一人の個性を担任が把握できているので、適切な配慮がしやすい。
○デメリット
・暑い。練習は夏休み明けからスタートするので、もっと暑い。
・蚊に刺される。
こんなところでしょうか。
入学したての一年生は大変ですが、やはり、ネックなのは暑さなので、私個人としては、5月開催の方が安全なのかなぁと思います。
小学校の運動会暑さ対策の最近の傾向とは?
テントやドライミストで物理的に暑さを凌ぐ方法や、開催時期を変えるという方法が主流になりつつある小学校の運動会。
熱中症で倒れる子供が続出する前になんとかしたいところですが、運動会を楽しみにしている人も多い中、折衷案も浮上しているようです。
それが、「運動会を半日にする」という方法。
炎天下で過ごす時間を短縮できるので、たしかにアリだなとは思います。
半日になるので、総じて演目が減る分、練習時間も減り、子供達の体への負担は大幅に減ると思われます。
愛知県では、この半日の運動会が増加傾向にあるそうです。
「学習時数が確保できる」「熱中症のリスクが減る」「お弁当を作る必要がなくてラク」など、歓迎する意見が出る一方、「物足りない」「お弁当も思い出になるのに…」などの反対意見もあります。
単純に暑さ対策としてだけで判断するのは難しい問題です。
まとめ
小学校の行事はどんどん減少傾向にあります。
子供達のためには、安全に、楽しい行事が続けられることが望ましいのですが、さまざまな要因があって難しいようです。