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「べっこう飴作りあるある」ですが、アルミホイルを使って作ると、アルミホイルがくっついて取れなくなってしまうことがあるんです。
べっこう飴からアルミホイルをうまく取る方法はないのでしょうか。
くっついてしまう原因とくっつかない作り方をお伝えします。
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べっこう飴作りでアルミホイルがくっつく場合の対処法は?
科学遊びの定番、べっこう飴。
アルミホイルを使って作ることが多いのですが、出来上がった飴がくっついて取れなくなってしまうことが多いんです。
無理やり剥がすと、飴に食い込んだアルミが破れて、食べるときに口に入ってイライラすることも。
どうすればアルミを外すことができるのでしょうか。
こんな風にくっついてしまうんですね。↓
破れるとかえって外しにくくなるので、くっついたとわかったら、 アルミホイルを引っ張らないでください。
そして、アルミホイルを二重にして再加熱します。(もしも破れていた場合、べっこう飴が流れ出てしまうのを防ぐため)
縁がグツグツしてきて、全体に色が着いたら加熱おしまい。
冷ましてください。
固くなったらゆっくり剥がしてみましょう。
アルミホイルが外れた!!
…ということで、「アルミホイルがくっついたら、アルミホイルを二重にして再加熱」です。
べっこう飴作りでアルミホイルがくっつく理由は?
べっこう飴、しっかりと飴になっていれば、すんなりアルミから剥がれてくれます。
でも、子供達と作業してみると、10人に1人くらいは、アルミホイルがくっついてしまうんですよね。
なんでなのかなーと思っていましたが、今回再現してみて分かったのは、「加熱時間が足りないとアルミホイルにくっつく」ということ。
つまり、砂糖がべっこう飴になりきらないうちに加熱をやめてしまうと、柔らかすぎてアルミホイルにくっついてしまうんです。
これを防ぐには、十分な加熱が必要です。
○べっこう飴全体が黄色くなっていること。
○冷ました時に、簡単に曲がらないような固さがあること。
これを目指して砂糖を加熱しましょう。
べっこう飴アルミホイルにくっつかない作り方は?
べっこう飴作り、アルミホイルに絶対くっつかない方法はあるのでしょうか。
べっこう飴作りではアルミホイルを使う方法が簡単ですが、アルミホイルを使わない方法もあるんですね。
それは、クッキングペーパーを使う方法。
鍋で加熱した砂糖水を、クッキングペーパーに流して作ります。
<クッキングペーパーを使ってべっこう飴を作る方法>
①鍋に角砂糖を10個入れます(今回は5個分のべっこう飴を作ります)
②大きなスプーン2杯の水を角砂糖にかけていきます。全体がしめればOK。
こんな感じで大丈夫です↓
③加熱します。すると、すぐに液体状になってきます。
④縁が黄色く色づいてきたら、弱火にして全体が色づくまで加熱します。
⑤全体的に黄色くなったら、クッキングペーパーに落としていきます。つまようじをつけていきましょう。
⑥冷めたら剥がして完成!
これなら一度にたくさん作れますし、アルミホイルを使っていないので、くっつく心配もありませんよね。鍋は100円ショップでも購入可能なので、お金もそれほどかからないかと思います。
短時間でたくさんのべっこう飴を作る方法としても有効なので、お試しください。
まとめ
べっこう飴作り、失敗を重ねましたが、どんどん効率よく作れるようになってきました。
失敗も宝物。
うまくいかなかった場合、なぜなのか考えることが、科学遊びの良さなのではないでしょうか。
科学遊びネタをご紹介♪興味のある方はぜひ。