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日本の装飾ダーニング草分け的な存在の野口光さん。その著作で「愛らしいお直し」という本があるのですが、こちら、付録としてダーニングマッシュルームが付いてくるんです!
なかなか一般的に購入できないダーニングマッシュルームが本屋さんで手に入る。これはうれしいなぁと思う反面、
「所詮付録でしょ?」
という気持ちにならなくもない。
実際、どうなんでしょう?
野口光さんからCreema経由で購入したダーニングマッシュルームと付録のダーニングマッシュルームを比較レビューしてみたいと思います。
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「愛らしいお直し」ダーニングマッシュルームのレビュー
ついに買ってしまったこちらの本。
野口光さんのダーニング本です。
しばらく手に入らなかったのですが、再販されたようです。
付録メインで、本の部分はこんな感じです。
中はこんな感じ。箱の中身はダーニングマッシュルームと糸と糸通し。針はついていません。
ダーニングのかさの部分ですが、触った感じも、そこまでザラザラではないです。
一本の木から切り出しているということで、普通に使用する分には、かさの部分が外れる心配はなさそう。
自立する形も、飾って収納するのには便利ですね。
軸の部分が短いのが気になりますが、手で握って、机などに押し付けてダーニングをすれば、問題はなさそうです。
「愛らしいお直し」野口光さんダーニングマッシュルームと比較!
私は野口さんからダーニングマッシュルームを購入したことがあるので、野口さんのダーニングマッシュルームとの比較をしていきたいと思います。
左がCreemaで野口さんから購入したもの。右が付録。付録の方がかさの部分はやや小さめ。
私が以前購入したものは自立するタイプではなかったので、自立はしません。
軸の長さが違いますね。
野口さんの作品はそこの部分のマークが焼印になっているのがオシャレですが、付録の物はダーニングをイメージした印刷になっています。
どちらも一本の木から切り出しています。かさと軸のつながりの部分が、野口さんから購入したものの方がゆるくカーブしていて、手作り感があります。
ちなみに、ホームページで購入したものは4000円ほどしていたので、価格は圧倒的に「愛らしいお直し」の方がお得です。
比較してみて、大きな違いは軸の長さと焼印の部分ですね。
その違いにお金を掛けたければ、Creemaで野口さんから購入されたらいいかなと思いますが、私自身は、本の付録で十分かなと思ってしまいました。
「愛らしいお直し」本の内容は?
あと一つ気になるのが、本の部分。
この薄さは、本として十分なの?
本の中身は、ダーニングのやり方、糸や針の選び方、糸の始末の方法、いろいろな形でダーニングする方法…と、なかなか充実していました。
ダーニングのやり方自体、基本的には一つの方法なので、これで十分かも。分かりやすく写真が載っているので、初心者でも大丈夫だと思います。さすが、野口さん。
まとめ
一度手にとってみたかった「愛らしいお直し」がようやく購入できました。本当に、これ一冊(と針)さえあればダーニングが始められる内容になっています。これからダーニングを始められる方には、ぜひオススメしたい本です!
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